ルビーインカイヤナイトのスフィア。
ルビーインカイヤナイト自体があまり見かけることもなく
スフィアとなるとスーパーレア。
インドではワイルドルビーとして流通しています。
濃いエンジ色をしていて大きさの割に重量感があります。
ルビーインカイヤナイトのルビーは他のルビーインの石よりも濃く鈍い色をしています。
ワイルドルビーと言われるだけあって素朴な色合い
カイヤナイトのブルーをメインにルビーも落ち着いた色のものをセレクトしました
どこか惑星のような、星雲のような景色を見せます
プラネタリウムのようなスフィア
こちらは南インド産なのですが、産地の鉱山はもう閉山しているそうです。
クッションは別売りです。
Ruby in Kyanite
直径60mm
403g
南インド産
※ゆうパックで送料無料
ルビーが入った石はゾイサイトやフックサイトなど様々な石があります。ルビーはまるで女王のように自分を華やかに際立たさせる脇役を必要とする性質なのかもしれません。まさに女王様。女王気質なのですね。
ルビーインカイヤナイトは、カイヤナイトの中にルビーが入った石。両方ともかなり主張が強い石なのでパワーも倍増というか底知れない恐ろしさがあります。心臓機能を強化し血行をよくするルビーが鉄のような色をしたルビーインカイヤナイトは、ルビーの補血機能が特に強く作用してくれるかもしれません。
このような複合石はたとえば星座の境目や年の境目にシンクロするような気がします。そういう時期になぜか在庫からひょっこり現れるものです。
天然石のスフィアには惑星や地球のイメージがどうしても思い浮かびます。地球は今青い海と緑の地球ですが、地球にも今の姿になる前の前地球のような時代があったのかなと思います。ルビーインカイヤナイトのスフィアを眺めていると、カイヤナイトの青い海にルビーの地表が現れているようにも思います。その時代の地球は今ひっそりと大地の下の地層となっているのかもしれません。
地球の血脈のような鉄分。地球は鉄の塊らしいですが、人の体と同じようにルビーのような血が脈々とマグマとなって流れている。ルビーインカイヤナイトのスフィアは地球のコアの時代の景色を連想させます。その時代は今よりももっと精神的な世界だったかもしれません。カイヤナイトの知性とルビーの情熱が様々なアイディアや示唆を与えてくれそうです。